昨年、イタリアの”SHU”というメーカーのリコイルパットのサンプルを頂きました。
その中の一つをベレッタ694に加工装着し使用していますが、純正のリコイルパッドに比べとにかく滑らない!滑らないということは、据銃する時に肩へ押し付ける力の配分が減るということになるのでフォームが非常に楽になります。
↓装着例(粗削りの状態ですが、この後キレイに研磨しています(^^)/)
今まで使用していたベレッタ686Eのリコイルパットは純正品で、しかも経年劣化で硬化していた事もあってかなり滑りやすく据銃するときは常に肩付けが気になっていましたが、このSHUパットに変えてから肩付けが気にならなくなりその分撃つ事に集中しやすくなりました。
その結果かどうかはわかりませんが、昨年の公式大会で自己ハイスコア(JCSAセット:日本クレー射撃協会のセット)を更新する事が出来ました。
このパットを約半年使用してみましたが、他のリコイルパットと比べてとにかくベストが汚れない。滑らない。※はじめは滑らな過ぎて慣れるまで違和感がありました。
衝撃吸収力は純正のリコイルパットと同じくらいですが、そもそもトラップ射撃での衝撃吸収は身体で流しきるものだと思うので、どうしても反動が気になるという方はもう一度フォームを見直してみる必要があるかもしれません。
加工方法については別に機会にお話しますが、僕の場合はベルトサンダーを持っていないので作業台に電動インパクトドライバーを固定してサンダー代わりにして加工しましたが、高回転だとスポンジ部やプラスティック部が溶けてしまうので、低回転であまり押し付けず研磨しました。低回転で研磨する事で途中の加工がキレイに出来るので仕上げも楽に出来ます。
今回頂いたサンプルはとにかく滑らないのでスキート種目には適していませんが、トラップ種目ではかなりお勧めできる商品だと思います。
SHUパットはまだ日本国内ではあまり流通していませんが、茨城県の信田銃砲火薬店と東京都の拝島銃砲店で購入する事が可能です。
価格は5,000円~の設定みたいですが、その他に加工費が掛かる為、大まか10,000~12,000円程度で購入する事が出来ると思います。
当クラブでも入手する事は可能ですが、銃の加工は法律的にあまり触れたくない事情もありますので、商品のみご購入頂いてご自身で加工される事をお願いしています。
※機関部を外した銃床のみであれば当クラブでも可能かと考えましたが、万が一法律に抵触するような事があれば少々ややこしいですからね( ゚Д゚)
SHUリコイルパットについて興味がある方は是非当クラブまでお問合せ下さい!
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